予防接種

予防接種イメージ

当院では、以下のワクチン接種を行っています。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチンとは

帯状疱疹は、水ぼうそうに罹患したことがある方に発症する病気です。
水ぼうそうは症状が治まっても、そのウイルスは完全に除去されることはなく、過労やストレスなどが原因で免疫が低下した際に潜んでいたウイルスが体表に出てこようとします。これが帯状疱疹の症状です。

加齢による免疫低下の影響は大きく、50歳以上になると発症率が上昇していきます。
このため50歳以上の方を帯状疱疹ワクチンの対象としています。
費用は全額自己負担となります。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンは、2種類(ビケン、シングリックス)あります。

ビケン

50歳以上の方が接種対象者となります。
生ワクチンと呼ばれるもので、水痘・帯状疱疹ウイルスの病原性を極限まで弱めたものとなります。
接種方法は皮下注射。接種回数は1回で、予防効果は50~60%、効果の持続期間は5年程度と言われています。

ただし、生ワクチンですので、免疫不全状態の方、ステロイドや免疫抑制剤を内服中の方は接種していただくことができません。

シングリックス

不活化ワクチンのため安全性が高く、免疫機能の低下している方も接種が可能です。
接種方法は筋肉注射。接種回数は2回(2か月後に2回目)で、予防効果は約90%以上、効果の持続期間は約9年以上と言われています。

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス筋注用®」の接種対象者は、これまでの「50歳以上の者」に加えて、新たに「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者」が2023年6月26日付けで追加されました。

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチン

ワクチンは不定期の納入になりますので、納入状態により接種できない日もあります。
事前にお問い合わせください。

インフルエンザワクチンの接種回数は、年齢によって異なります。
13歳未満の方は、計2回の接種を推奨されています。
13歳以上からは1回となります。

ちなみに、2回接種される場合は、1回目の接種後から2~4週間程度空けてから受けるようにしてください。